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心臓病に悪いことは、いろいろあります。
肥満、タバコ、コレステロール、中性脂肪、運動不足、高血圧、ストレス、そしてもちろん高血糖。
ほかにもいろいろあります。
健康に関する常識がある人なら、誰でも知っていることでしょう。
これらのなかで何がいちばん危険なのか、どれを優先して生活から遠ざけるべきなのか、といった考え方をする人は少ないはずです。
これらの要素は心臓病を起こす「リスクファクター」(危険因子) と呼ばれます。
これだけあるリスクファクターを、ただ漫然と覚えておいて生活のなかで遠ざけるように注意するのは、あまり効率的とは言えません。
遠ざけるべきたくさんのリスクファクターのなかでも、優先順位をつけて考えることが大切です。
米国では、たくさんある冠状動脈疾患(心臓病) のリスクファクターが、危険性の高さによって分類されています。
最も重要な危険因子とされる六つが「カテゴリー」に、それよりもやや危険性の低い因子の六つが「カテゴリーH」に含まれます。
カテゴリーとして、喫煙、LDLコレステロール、高脂肪食、高血圧、左室肥大、血栓形成因子の六つが含まれます。
カテゴリー H は、糖尿病、運動不足、HDLコレステロールの低下、中性脂肪、肥満、閉経です。
善玉コレステロールは本当に善玉か。
糖尿病というのは非常に個人差の大きい病気で、必ずしも合併症が進行しないケースもあります。
カテゴリーに入れられたのは、すべての糖尿病患者が心臓病の手前にいるわけではないので、そのあたりが考慮された結果でしょう。
このカテゴリーには、新しい情報が含まれています。
ふた昔前までは、コレステロールは良くないと一律に言われていました。
それがひと昔前になって、コレステロールには善玉と悪玉があって、悪玉コレステロールこそ危険なのだ、善玉コレステロールはむしろ動脈硬化や心臓病を予防すると言われるようになりました。
この話題はマスコミなどでも盛んに登場し、現在では常識になっています。
しかし、ここへきてコレステロールと心臓病の関係についての情報はさらに正確になってきました。
カテゴリーの分類によれば、善玉コレステロールを増やすということも大切ですが、それよりも悪玉コレステロールを減らすことのほうがもっと重要だ、ということがわかります。
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